ジュエラーの作る時計を語る回~カルティエ~

Cartier

(※このページは2020年7月2日に公開されました)

はじめまして!

ブランド楽市」時計鑑定士のPと申します!
このブログでは毎週、今話題の芸能人や有名人の所有しているブランドをご紹介しております♪

今回は、香取慎吾さんや三代目J Soul Brothersの岩田剛典さんも愛用するカルティエについてご紹介しようと思います!

フランス生まれの173歳

今では誰もが知るハイブランド【カルティエ】は1847年に当時28歳だったルイ=フランソワ・カルティエさんが独立したことでその歴史をスタートさせています。

28歳。。。マスオさんと同い年の時に独立とは流石です!

ちなみに当時の日本はバリバリ江戸時代のがっつり鎖国中ですね。

伝説の始まり

1904年、初代と2代目の活躍で宝石商として成功していたカルティエ。当時の主は3代目のルイ・カルティエです。

そして、フランスですでに有名な飛行家、発明家のアルベルト・サントス=デュモンという人がいました。

サントス 「やあ、ルイ」

カルティエ 「やあ、アルベルト。君はまた新たな飛行記録を作ったんだって?友人として誇りに思うよ!」

サントス 「あれは飛行船の記録さ、今は飛行機に熱中しているんだ。そこで君に相談があってね」

カルティエ 「なんだい?」

サントス 「実は、僕の飛行機は体を水平にして手で舵をとるタイプなんだ。だから飛行中に懐中時計を取り出すのが大変なんだよね。」

カルティエ 「なるほど。飛行時間を見るために時計は必要だもんね」

サントス 「そうなんだ。何とかならないかと思ってね。」

カルティエ 「僕に任せて!」ドンッ!!

※注)会話の内容はPの完全な妄想です

こうして腕に着ける時計【サントス】が誕生しました。

サントス ドゥ カルティエ

実際にアルベルト・サントス=デュモンは、この時計をつけて1906年ヨーロッパ初の飛行機での飛行を成功させているから余計にロマンがありますよね!一方でデザインにローマ数字やブレゲ針を取り入れることで貴族的なたたずまいも兼ね備えていたんです。

それまでにも腕時計と呼べるもの自体はいくつかのブランドが開発していましたが、それらは婦人用のものや、ミリタリー用のものなど用途が限られていました。

なので、どこでも使えるサントスは「世界初の男性用腕時計」なんて言われたりするんですよ。

実はサントスには、腕時計として画期的な部分がありました。

それはケースに“ラグ”と言われる部分を付けたこと。それまではワイヤーラグという、ホッチキスの歯みたいなのが懐中時計にくっついていて、そこにストラップを縫い付けているって感じでした。それをカルティエはケースとラグを一体にすることでその間にストラップをしっかりと固定でき、また簡単に交換できるようにしました。

この形は、現在の時計のスタンダード!当時はすごく画期的だったんです。

こうして、サントスはフォーマルな場でもカジュアルな場でも使える時計として人気を得て、現在でもブランドを代表する時計であり続けています。

エドモンド・ジャガーとの出会い

カルティエの時計の歴史を語るうえで、外せないのがパリの時計師エドモンド・ジャガーとの出会いです。

なのですが!

それについて書こうとすると、ここまでの倍以上文字数が必要なので、また機会があればご紹介できればなと思います!

現行のサントスの話もしたいなー。。。

100年以上続く定番デザインでありながら、いまなお進化を続けるサントスは数多くの芸能人を魅了し、時計ファンの心をつかんでいます。みなさまもぜひこの一本を愛用時計としてご検討してみてはいかがでしょうか。

さて、今回は誰もが知るハイブランド【カルティエ】の中でも最も歴史のあるサントスの誕生の部分をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?

今後もいろいろな有名人の方々の愛用ブランドをご紹介していきますのでよろしくおねがいいたします♪

「ブランド楽市」時計鑑定士のP

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